授業

福祉の視点からアートプロジェクトの企画立案を学ぶ
社会包摂のためのアートプロジェクト:音楽×身体表現×福祉Ⅰ(理論編)
この授業では、社会包摂の視点を大切にした芸術実践、特に自治体や福祉施設等と連携して行うアートプロジェクトの企画・運営について、
背景理論や実例を参照しながら学びます。
クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を参考事例として扱うほか、実演家、研究者、福祉領域専門スタッフ等をゲストに招き、多角的な見地をもってアートプロジェクトを具現化するプロセスや意義について考えていきます。
また、授業内では実際に音楽と身体表現を用いたワークショップも体験いただきます。
その体験について丁寧に言語化し、そこで起こっていることについて受講生一人ひとりの視点を通したディスカッションを行います。
授業の後半では、複数のグループに分かれて、芸術実践と社会課題を結ぶプロジェクトの企画立案に取り組みます。
発表・講評を重ね、それぞれの企画のブラッシュアップを行っていきます。
この授業は現在準備中です
授業概要
- [ 曜日 ]
- 土曜日
- [ 時間 ]
- 13:30-18:30
※一部、時間変更が生じる可能性あり - [ 会場 ]
- YAU STUDIO(東京都中央区銀座一丁目3番先 東京高速道路 北有楽ビル1階)
※日程により、東京藝術大学千住校地(東京都足立区千住1丁目25−1)を会場とすることもあります - [ 授業回数 ]
- 6回
- [ 受講方法 ]
- 対面受講
※アーカイヴなし - [ 授業料 ]
- 50,000円(税込)
- [ 定員 ]
- 20名
- [ 注意事項 ]
- ・宿題あり
︎・グループワークあり
・全日程のうち、3分の2以上を出席された方には修了証が発行されます。
※この修了証は本プログラムを受講したことを示すものであり、資格や学位を証明するものではありません。
・本講座は対面のみの開催であり、オンラインでの参加/視聴はできません。
・本講座はエントリー時にご入力いただいた内容を元に、事務局にて選考させていただきます。
・本講座では授業風景を写真・映像に記録し、広報などの目的で使用する場合がございます。
・本授業は、2024年度まで「有楽町藝大キャンパス」で開講されていた「演習:アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉」の後継科目です。今後、「Ⅰ(理論編)」「Ⅱ(実践編)」の2科目に構成をリニューアルして開講します。
・本授業は、2026年度開講予定「社会包摂のためのアートプロジェクト:音楽×身体表現×福祉Ⅱ(実践編)」と併せて受講することを推奨します(必須ではありません)。詳細は2026年春の発表をお待ちください。 - [ お申し込み ]
- 選考あり
申し込み期間:2025年8月~(予定)
この授業は現在準備中です
授業日程
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
第1回
講義の前半では、クラシック音楽と身体表現を組み合わせた「ムジタンツ」のワークショップを体験し、その体験について分析的に振り返り、言語化します。また、アートプロデュースについてのイントロダクションとなる講義を行います。
※動きやすい服装でご参加ください。
第2回
ケーススタディ
講師 : 酒井雅代、山崎朋、ゲスト講師(調整中)福祉領域とアートが連携する複数の事例についてケーススタディを行い、実例や背景理論についての理解を深めます。また、それについてのディスカッションを行います。
第3回
ワークショップ体験、ケーススタディ
講師 : 酒井雅代、山崎朋、松岡大松岡大氏(NPO法人 LAND FES)をゲストにお招きし、松岡氏によるダンスワークショップを体験するほか、地域との連携やダイバーシティ推進の取り組みを行ってきたLAND FESの活動事例について紹介いただきます。
※動きやすい服装でご参加ください。
第4回
企画立案
講師 : 酒井雅代、山崎朋複数のグループに分かれ、芸術実践と社会課題を結ぶプロジェクトの企画立案に取り組みます。
第5回
企画立案、プレゼンテーション①、講評
講師 : 酒井雅代、山崎朋第4回に引き続き、芸術実践と社会課題を結ぶプロジェクトの企画立案に取り組みます。また、各グループの提案する企画についての中間プレゼンテーションとフィードバックを行い、企画のブラッシュアップを目指します。
第6回
プレゼンテーション②、講評、振り返り
講師 : 箕口一美、酒井雅代、山崎朋企画の最終プレゼンテーションと講評を行います。また、本講義全体の振り返りを行います。
この授業は現在準備中です
講師の紹介

箕口一美
東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科 教授
1960年生まれ。87年6月よりカザルスホール企画室・アウフタクトで企画制作にたずさわり、2000年3月まで同ホールプロデューサー。98年より財団法人地域創造『公共ホール音楽活性化事業』にコーディネーターとして参画、地域での芸術普及のさまざまな可能性を、各地のホール担当者、若手演奏家とともに考えて来た。2001~08年NPOトリトン・アーツ・ネットワークディレクター。08~16年サントリーホール・プログラミングディレクターおよびグローバルプロジェクト・コーディネーター。現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。学生や若い研究者たちと、音楽ワークショップ・ファシリテーション開発に取り組んでいる。訳書:アンジェラ・M・ビーチング著「Beyond Talent 音楽家を成功に導く12章」(2008年・水曜社刊)

撮影:高橋マナミ
酒井雅代
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター・コーディネーター
桐朋学園大学、同研究科修了(ピアノ専攻)。室内楽を主とした演奏活動を行う。各方面で音楽ワークショップやファシリテーター・トレーニングの企画運営に携わる。
2018年東京藝術大学一般公開講座「藝大ムジタンツクラブ」を開始。クラシック音楽と身体表現の要素を混ぜて遊ぶ、新しい形のアートプログラムを提案・実践している。

撮影:高橋マナミ
山崎朋
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、同大学院音楽文化学専攻芸術環境創造分野修了。学生時代より振付作品の創作や演劇・ダンス作品への出演などを行う。また、非劇場空間でさまざまな分野とのコラボレーションによる作品制作や実践を行うパフォーマンスプロジェクト「居間 theater」メンバーとしても活動。
https://www.imatheater.com/
この授業は現在準備中です
test