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アートプロジェクト 音楽×身体表現×福祉
近年、パフォーミングアーツにおける非言語コミュニケーションの側面に注目が集まり、
教育や福祉など幅広い分野でもその活用が模索・実践されています。
本演習では、福祉分野と連携して行うアートプログラムの実例を参照しながら、
音楽や身体表現を用いたプログラムの実装を学びます。
クラシック音楽と身体表現を融合させた体験型プログラム「ムジタンツ」の活動を中心に、
レクチャーや対話を重ね、具体的なアートプログラムの企画を立案します。
パフォーミングアーツを基軸としたアートプロジェクトのプロデュースについて、
社会人と藝大生が体験的・協働的に学ぶことのできる授業です。
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授業概要
- [ 曜日 ]
- 土曜日
- [ 時間 ]
- 13:30-18:30
- [ 授業回数 ]
- 5回
- [ 受講方法 ]
- 対面受講
- [ 授業料 ]
- 無料
- [ 定員 ]
- 10名程度
- [ 注意事項 ]
- ・宿題あり
・グループワークあり
️・フィールドワークあり
・全日程のうち、3分の2以上を出席された方には修了証が発行されます。
※この修了証は本プログラムを受講したことを示すものであり、資格や学位を証明するものではありません。
・本講座は対面のみの開催であり、オンラインでの参加/視聴はできません。
・本講座はエントリー時にご入力いただいた内容を元に、事務局にて選考させていただきます。
・本講座のアーカイヴは、広報などの目的で使用する場合がございます。
・受講者は本講座への参加に加えて、ムジタンツが福祉の現場で行うプログラムへの参加機会をご案内いたします。 - [ お申し込み ]
- エントリーは終了しました。
※エントリー期間:4月5日(金)~5月7日(火)12:00
※本講座はエントリー時にご入力いただいた内容を元に、事務局にて選考させていただきます。
※合否の発表は5月16日(木)以降に、ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
※合否について、個別のお問合せにはお応えできませんので、予めご了承ください。
外部サイト(Google Forms)に遷移します。
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授業日程
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
第1回
前半では、クラシック音楽と身体表現を組み合わせた「ムジタンツ」のワークショップを体験し、その体験について分析的に振り返り言語化します。また、アートプロデュースについてイントロダクションとなる講義を行います。
※動きやすい服装でご参加ください。
※この日のみ、会場は東京藝術大学千住キャンパス(東京都足立区千住1-25-1)を予定しています。
第2回
福祉×アートのケーススタディ
講師 : 箕口一美・酒井雅代・山崎朋・松岡大(ゲスト講師)福祉領域とアートが連携する複数の事例についてケーススタディを行い、理解を深めます。また、それについてのディスカッションを行います。
第3回
アートプロジェクトのプロデュースと企画立案
講師 : 箕口一美・酒井雅代・山崎朋・長津結一郎(ゲスト講師)アートプロジェクトのプロデュースや企画立案について講義を行い、その後グループワークとして、領域と連携するアートプロジェクトの企画立案を実際に体験します。
第4回
企画プレゼンテーション①
講師 : 箕口一美・酒井雅代・山崎朋受講生による企画立案プレゼンテーションと、それについてのフィードバックを行います。再度ディスカッションを重ね、企画のブラッシュアップを目指します。
第5回
企画プレゼンテーション②、全体振り返り
講師 : 箕口一美・酒井雅代・山崎朋ブラッシュアップした企画の最終プレゼンと講評を行います。また、本講義全体の振り返りを行います。
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講師の紹介

箕口一美
東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科 教授
1960年生まれ。87年6月よりカザルスホール企画室・アウフタクトで企画制作にたずさわり、2000年3月まで同ホールプロデューサー。98年より財団法人地域創造『公共ホール音楽活性化事業』にコーディネーターとして参画、地域での芸術普及のさまざまな可能性を、各地のホール担当者、若手演奏家とともに考えて来た。2001~08年NPOトリトン・アーツ・ネットワークディレクター。08~16年サントリーホール・プログラミングディレクターおよびグローバルプロジェクト・コーディネーター。現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。学生や若い研究者たちと、音楽ワークショップ・ファシリテーション開発に取り組んでいる。訳書:アンジェラ・M・ビーチング著「Beyond Talent 音楽家を成功に導く12章」(2008年・水曜社刊)
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<講師からのメッセージ>
ないものがあるように感じる経験。アートにもし「効用」を求めるなら、この言葉に尽きます。ないものをあるように感じさせようとするイベントは今溢れかえっていますが、それを我がもの、我がこととして経験するには、アートを自分から取り込んでいこうと思うちょっとした「やる気」が必要。そのスイッチを入れるのがこのワークショップです。ちなみに冒頭の言葉は前回参加者が「ここから何を持ち帰るか」という問いに答えてくれたもの。あなたは何を持ち帰りますか?

撮影:高橋マナミ
酒井雅代
東京藝術大学 キュレーション教育研究センター・コーディネーター
桐朋学園大学、同研究科修了(ピアノ専攻)。室内楽を主とした演奏活動を行う。各方面で音楽ワークショップやファシリテーター・トレーニングの企画運営に携わる。
2018年東京藝術大学一般公開講座「藝大ムジタンツクラブ」を開始。クラシック音楽と身体表現の要素を混ぜて遊ぶ、新しい形のアートプログラムを提案・実践している。
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<講師からのメッセージ>
本講座では、地域や福祉の領域と連携するアートプロジェクトの実例をケーススタディし、子どもと地域とアートの結節点について思考します。音楽や身体表現の専門である必要はありません。地域とアート、福祉とアートを繋ぐことに関心のある方、音楽家、身体表現など実演芸術のアーティスト、ファシリテーター、アートコーディネーター、アートマネージャーなどぜひご参加お待ちしています。

撮影:高橋マナミ
山崎朋
東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業、同大学院音楽文化学専攻芸術環境創造分野修了。学生時代より振付作品の創作や演劇・ダンス作品への出演などを行う。近年は様々な分野とのコラボレーションを行うパフォーマンスプロジェクト「居間 theater」メンバーとして活動するほか、「ムジタンツ」では音楽と身体を用いた体験型プログラムを実践している。
www.imatheater.com
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<講師からのメッセージ>
様々な人と連携しながらプログラムを考え実践する際、ひとつの専門性に特化するのみでなく、より多角的な視点から眺めながら企画を練るプロセスが重要だと考えています。講座の時間内で扱える事柄には限りがありますが、複数の立場からの観点を知り、異なる背景を持つメンバーと意見を交わしながら、新しいアイデアを立ち上げていく時間を大切にしたいと思います。アートや福祉の経験は問いません。ご参加お待ちしております!
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