過去の授業

展覧会設計演習
小規模な展覧会・アートプロジェクトを、都市空間で実施する講座です。
有楽町での実現を念頭に、企画から制作、運営までのプロセスを、国際的に活躍してきたキュレーターの下、実践的に学びます。
通常の美術館での展覧会とは異なる手法で、アートと実社会を結びつけるキュレーションについて
東京藝術大学の学生と社会人が共に主体的に思考・実験していく機会とします。
授業では展覧会見学や街歩きを交えながら、展覧会の企画制作に関する必要な知識を学び、
実際に街(都市空間)で実現したい展覧会を企画立案し、開催します。
15回の演習授業を基本とし、10月中旬〜下旬に 1週間程度の展覧会開催を予定しています。
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授業概要
- [ 曜日 ]
- 土曜日
※一部平日開催あり - [ 時間 ]
- 10:00-13:00
※展開会実施期間中は一部時間外に授業を行います。 - [ 授業回数 ]
- 15回(各180分)
- [ 受講方法 ]
- 対面受講
- [ 授業料 ]
- 対面受講コース:100,000円(税込)
- [ 定員 ]
- 10名
- [ 注意事項 ]
- ・宿題あり
︎・グループワークあり
・フィールドワークあり
・全日程のうち、10回以上を出席された方には修了証が発行されます。
※この修了証は本プログラムを受講したことを示すものであり、資格や学位を証明するものではありません。
・本講座は対面のみの開催であり、オンラインでの参加/視聴はできません。
本講座はエントリー時にご入力いただいた内容を元に、事務局にて選考させていただきます。
・本講座のアーカイヴは、広報などの目的で使用する場合がございます。
・10月中旬〜下旬の展覧会実施時にあたって、会期前の設営、会期中運営、撤収などで2〜3日ほど、通常授業日時とは異なる日時に参加をして頂く可能性があります。
また夏休み期間中に展覧会準備に関するミーティングをオンラインで行う可能性があります。そのほか9月、10月は必要に応じて授業時間以外にもメール等で各種連絡調整を行う可能性があります。
・第11回〜14回の展覧会実施期間中の授業は、日程・時間が変更となる可能性があります。 - [ お申し込み ]
- エントリーは終了しました。
※エントリー期間:4月5日(金)~5月7日(火)12:00
※本講座はエントリー時にご入力いただいた内容を元に、事務局にて選考させていただきます。
※合否の発表は5月16日(木)以降に、ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りいたします。
※合否について、個別のお問合せにはお応えできませんので、予めご了承ください。
外部サイト(Google Forms)に遷移します。
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授業日程
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
第1回
展覧会制作のプロセスについて概観し、本授業で実施する展覧会制作スケジュールについて計画を策定します。
※次回授業日までにミニ課題が出ます。
第2回
どのような展覧会にしたいか考える
展覧会のコンセプトづくり、アーティストの選定などを街歩きなどのリサーチやグループディスカッションを通して考えます。
※次回授業日までにミニ課題が出ます。
第3回
企画書と予算書を書いてみよう
企画書と予算書についてのレクチャーの後、グループディスカッションを通して企画案と予算案を考え、実際に企画書と予算書を作成します。
※次回授業日までにミニ課題が出ます。
第4回
広報計画、展示設営計画
展覧会の広報計画について学び、プレスリリースを作成します。また作家や関係者と連絡調整し、展示設営についての計画策定を行います。
※次回授業日までにミニ課題が出ます。
第5回
展示設営準備、輸送計画、広報物制作準備
展示内容について詳細を詰めて、展覧会の設営、輸送、広報物制作準備を行います。
※次回授業日までにオンラインでミーティングを行う可能性があります。
第6回
広報印刷物制作、展示設営準備
展覧会実施に向けてプレスリリース発出など具体的な広報と設営準備を進めます。
第7回
展示設営準備、広報印刷物制作・記録集準備
展覧会実施に向けて広報と設営準備、運営体制の整備を進めます。記録集に関しての準備に着手すします。
第8回
展示設営準備、広報物制作、関係者連絡調整
展覧会実施に向けて広報と設営準備を進めます。
第9回
展示設営準備、関係者連絡調整
展覧会実施に向けて設営準備を進める。会期中の運営について最終調整を行います。
第10回
展示設営準備、関係者連絡調整
展覧会実施に向けて設営準備を進めます。
第11回
展覧会設営・作品展示
展覧会の設営・作品展示を行います。
第12回
展覧会オープン、記録集制作
展覧会のオープンに際し、オープニングイベントなどを実施し、記録集制作のために会場撮影などを行います。
第13回
展覧会関連イベント
トークやワークショップなどの展覧会関連イベントを実施します。
▶︎2024年10月19日(土)
ツアー 17:00-18:00
アーティストトーク 18:00-19:00
▶︎イベント:久保ガエタン「ランドスコープ」
2024年10月20日(日)14:00-16:00
開催場所:Slit Park YURAKUCHO
第14回
展覧会撤収・作品返却
展覧会を撤収し、作品返却を行います。記録集の校正・編集作業を行います。
第15回
総括・振り返り、記録集完成・配布
これまでの授業を総括します。
※最後にアンケートを実施します。
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講師の紹介

難波祐子
東京藝術大学キュレーション教育研究センター特任准教授
東京都現代美術館、国際交流基金を経て、国内外で現代美術の展覧会企画に関わる。 企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「大巻伸嗣 – 地平線のゆくえ」(弘前れんが倉庫美術館、2023年)など。また坂本龍一の大規模個展(2021年:M WOODS北京、2023年:M WOODS成都、2024年:東京都現代美術館)のキュレーターを務める。著書に『現代美術キュレーター・ハンドブック』、『現代美術キュレーター10のギモン』など。
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<講師からのメッセージ>
社会とアートを結びつけるキュレーションについて、実際の展覧会企画制作・運営を通して藝大生と実践的に学んでみませんか?本講座は、これまで展覧会企画を経験したことがない方でもご参加できます。ただし基本的には展覧会の実施時を含めて全回参加できる方を歓迎します。
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