授業
多様な講師からアート×リサーチの知見を学ぶ
アート・リサーチ演習(講義編)
近年増加している「調査を用いたアート(Research-Based Art)」と「アートを用いた調査(Art-Based Research)」の交錯点を
ゲスト講師によるさまざまな取り組みの実例から学ぶことができる授業です。
特に社会学、文化人類学、文化研究、メディア研究、アーカイヴ研究などの理論と調査をベースにしながら、
芸術におけるポリティクス、身体、トラウマと記憶、歴史や地域性などをテーマに
視聴覚、映像メディア、展示を用いた調査やその成果の発表の最前線を学びます。
この授業は現在準備中です
授業概要
- [ 曜日 ]
- 木曜日
- [ 時間 ]
- 18:30-20:00
※各回の講座終了後、1週間に限りアーカイヴ受講が可能 - [ 会場 ]
- 対面:YAU STUDIO(東京都中央区銀座一丁目3番先 東京高速道路 北有楽ビル1階)
オンライン:Zoom(ウェビナー) - [ 授業回数 ]
- 全7回
- [ 授業料 ]
- 対面:40,000円(税込)
オンライン:30,000円(税込)
※アート・リサーチ演習「講義編」および「実習編」のセット早割の場合、実習編(50,000円[税込])と合わせた金額の10%OFFとなります。 - [ 定員 ]
- 対面:25名
オンライン:95名
対面(「実習編」セット早割):5名
オンライン(「実習編」セット早割):5名 - [ 注意事項 ]
- ・本講座は「講義編」と「実習編」に分かれて実施いたします。両方の受講をおすすめしています。
・原則として、各回完結型の授業となりますので「講義編」のみ、「実習編」のみの受講も可能です。
・全日程のうち、3分の2以上を出席された方には修了証が発行されます。
※この修了証は本プログラムを受講したことを示すものであり、資格や学位を証明するものではありません。
・本講座では授業風景を写真・映像に記録し、広報などの目的で使用する場合がございます。
・本講座の一部は後日、編集が加わり、記録集として出版される可能性があります。
・講師の都合やその他やむを得ない事情により、授業日時や内容に関して急な変更が発生する可能性があります。ご了承ください。 - [ お申し込み ]
- 先着順
・前期申込期間:2026年3月11日(水)15:00〜5月7日(木)23:59
・外部サイト(Peatix)に遷移します。お申し込みにはPeatixのアカウント登録が必要となります。
【セット早割】
・アート・リサーチ演習「講義編」および「実習編」のセット早割の場合、実習編(50,000円[税込])と合わせた金額の10%OFFとなります。
・セット早割をお申し込みの場合、下記の専用URLからお申し込みください。
▶︎▶︎▶︎ URLは3月11日(水)15:00に記載予定
・申込期間:2026年3月11日(水)15:00〜3月31日(火)23:59
※定員に達した場合は期限より先に締め切る可能性があります。
※セット早割でのお申込の場合は、原則として、「講義編」もしくは「実習編」の一方のみを受講申込後にキャンセルすることはできません。
※期間内にお申込みいただいた場合でも「講義編」・「実習編」を個別にお申し込みされた場合は、セット早割は適用されませんのでご注意ください。
この授業は現在準備中です
授業日程
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
第1回
本講座のオリエンテーションとして、芸術と研究/調査が交わるリサーチ=ベースド・アートの動向やその歴史的文脈について解説するとともに、AIの登場によって大きく変容しつつある今日の社会における芸術のあり方を考えます。
<講師プロフィール>
社会学者、文化/メディア研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D.(社会学)、MA (メディア&コミュニケーションズ)修了。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『バンクシー アートテロリスト』『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『はじめてのDiY』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』。
第2回
ハンセン病療養所からひらかれる創造性
講師 : 山川冬樹(アーティスト、秋田公立美術大学准教授)講師の10年にわたるハンセン病療養所での調査を手がかりに、
当事者たちによって営まれてきた創作・表現の社会的意義と、そこから新しく立ちあがるアートの可能性を理論的・実践的に考察します。
<講師プロフィール>
己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」を得意とし、様々な音楽シーンを横断しながらこれまでに16カ国で公演を行う。
現代美術の分野では、『瀬戸内国際芸術祭』への参加をきっかけにハンセン病療養所である大島青松園でのフィールドワークを継続的に展開しており、大島青松園ではこれまでに4つの作品を発表、そのうち2つは常設展示となっている。
他にも、マスメディアと個人をめぐる記憶を扱ったインスタレーション『The Voice-over』(1997~2008/東京都現代美術館蔵)、「パ」という音節の所有権を、一人のアートコレクターに100万円で販売することで成立するパフォーマンス『「パ」日誌メント』(2011~現在)などを発表。
撮影:齋藤彰英
第3回
古層掘る:生態系と神話、政治の絡まり合い
講師 : 渡辺志桜里(現代美術家)皇居の植物や魚を用いた人工的な生態系の構築や、各地のフィールドワークを通じ、
人間中心主義を問い直す実践を紹介。生物学、歴史、神話が交差するリサーチに基づいた表現のプロセスを講義します。
<講師プロフィール>
1984 年東京生まれ。2008 年中央大学文学部仏文学専攻卒業、15 年東京藝術大学美術学部彫刻科、17 年同大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
おもな展示に、Chim↑Pom・卯城竜太キュレーションによる「ベベ」(WHITEHOUSE、2021 年)、「とうとうたらりたらりらたらり あがりららりとう」(新宿歌舞伎町能舞台、2022 年)、「宿」(資⽣堂ギャラリー銀座、2024年)、「おほやけ/ Filial 1 hybrid」(Yu Haraa、2025年)ほか。外来種や絶滅種といった人間と自然とのあいだに生じる問題を焦点に作品を発表している。
第4回
新たな社会批判に向けて──吟遊詩人という方法
講師 : 今福龍太(文化人類学者・吟遊詩人/奄美自由大学主催)現代世界において失われつつある民衆的・諷刺的社会批判の方法として、
吟遊詩人や仮面劇芸人の身体的/口承的アルス(技芸)について語り、〈Bardic Opera〉(吟遊オペラ)という名で各地で実践してきたこれまでの軌跡を紹介します。
<講師プロフィール>
プロフィール
文化人類学者・批評家。東京外国語大学名誉教授。
1980年代初頭よりメキシコ、カリブ海、アメリカ南西部、ブラジルなどに滞在しフィールドワークを行う。その後、国内外の大学で教鞭をとりつつ、2002年より奄美・沖縄・台湾を結ぶ遊動型の野外学舎〈奄美自由大学〉を創設し主宰する。
著書に『クレオール主義』『群島―世界論』『ハーフ・ブリード』『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』(読売文学賞)『仮面考』など多数。
第5回
※近日発表予定です
講師 : ※近日発表予定です講義概要
※近日発表予定です
第6回
災禍の現場で聞くこと、つくること
講師 : 小森はるか+瀬尾夏美(アートユニット)東日本大震災から始まり、その後も水害や地震の被災地域に赴き、
また戦争や個人的な喪失について調査を重ねた講師が
その土地の状況に合わせながら、いかに語り手たちとの協働的な制作手法を生成してきたかを紹介します。
<講師プロフィール>
映像作家の小森はるかと、画家で作家の瀬尾夏美によるアートユニット。東日本大震災をきっかけに活動開始。2012年より3年間、岩手県陸前高田市に暮らしながら制作に取り組む。2015年仙台にて、土地と協働しながら記録をつくるコレクティブ・NOOKを設立。現在はNOOKとして江東区にあるStudio04を運営しながら、全国各地に赴いてフィールドリサーチを行い、制作と対話の場づくりをしている。主な展覧会に、2021年「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol. 18」(東京都写真美術館)、2025年「記憶と物―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」(広島市現代美術館)などがある。
photo by Naoshi Fuda
第7回
Precarious Practice/不安定な実践
講師 : 田中功起(アーティスト)近年のリサーチやアーカイブの手法を用いた実践についての解説。
特にバンコクで行った、コレクティブな実践としてのリサーチとアーカイブについて話をしていきます。
<講師プロフィール>
1975年生まれ。アーティスト。映像や執筆などによって「共に生きるとは何か」をテーマに、人々の協働や共同体のあり方を問い直す芸術実践を行う。近年は、育児とケアの視点からアートを捉え直す制作、執筆活動を続けている。
主に参加した展覧会にあいちトリエンナーレ(2019)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)など。2015年にドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年に参加したヴェネチア・ビエンナーレでは日本館が特別表彰を受ける。著作、作品集に『リフレクティブ・ノート(選集)』(アートソンジェ、美術出版社、2020年/2021年)、『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)などがある。
Photo by Pathipol Ratchata-arpha
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講師の紹介
毛利嘉孝(もうり よしたか)
社会学者、東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 アートプロデュース専攻 リサーチ領域 教授
文化/メディア研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D.(社会学)、MA (メディア&コミュニケーションズ)修了。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『バンクシー アートテロリスト』『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『はじめてのDiY』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』。
幅谷和眞(はばや かずま)
アーキヴィスト、東京藝術大学未来創造継承センター 特任助教
東京都写真美術館、桜美林大学学園史編纂室などを経て、現職。個人のアーカイヴ/研究活動としてマイナー音楽をはじめとする周縁的な芸術運動の記録/記憶の継承や情報ネットワークの形成に取り組む。共編著に『アート×リサーチ×アーカイヴ』(月曜社、二〇二五年)。
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