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情報化社会のなかでアーティストが創作活動をするうえで、「アーカイヴ」の重要性はますます高まっています。
作品や活動を意識的にアーカイヴすることはもちろん、
作品そのものがもつ社会的・歴史的な「アーカイヴ」の側面に着目し、
「アーティストのためのアーカイヴ」を概説する。
各回さまざまなアーティストや研究者といったゲストを招いて、
美術・音楽・映像の創作やプロデュースと共に、身体表現や評論など、
多様な表現活動とリサーチのアーカイヴをどのように構築、活用していくかを学びながら、
各々の新たな創造へとつなげていきます。
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
長期的な保存が求められるアーカイヴズに、視聴覚(音声や映像)メディアが含まれるようになって久しい。情報資源としてこれらを扱うために知っておくべき特徴や、利活用に向けた現場の取り組みなどを紹介する。
フォルテピアノ・チェンバロ奏者として、アーカイヴをどのようにクリエイティヴに使ってきたかを紹介する。
東京藝術大学では、本学前身機関の記録である明治~昭和期の文書、写真、音源といった貴重な歴史資料を収集・保管している。今回は東京藝術大学のアーカイヴの特徴や、保存と活用における取り組み・課題を紹介する。
美術家・起業家の施井泰平氏をゲストに迎え、NFTの登場によって引き起こるアートの変化とともに、デジタル/インターネット時代の芸術作品のアーカイヴの現状の一端を紹介する。
本授業では、観察、記録、物語をめぐる表現に着目した制作やコレクティブ「コ本や」の主宰など、メディア横断的に活動する青柳菜摘氏にとっての、記録/記憶/アーカイヴと作品制作の関係が語られる。
本授業では、山口情報芸術センター(YCAM)のアーキヴィストを招聘し、メディア・テクノロジーをはじめとした幅広い活動で注目されるアートセンターにおいて取り組まれるアーカイヴ活動の一端を紹介する。
文化財の保存・修復やデジタルアーカイヴの構築には、作品の物理測定に加え、色や質感などの感性情報も考慮する必要がある。今回は、文化財の二次元分光情報測定と心理物理学実験に関する研究成果と動向を紹介する。
本授業の各回を振り返りながら、クリエイティヴなアーカイヴとはなにか、芸術のアーカイヴとはなにかについて語り合う。
申し込み期間:2024年7月24日(水)12:30~10月1日(火)18:00
外部サイト(Peatix)に遷移します。お申し込みにはPeatixのアカウント登録が必要となります。
※お申し込み期間を延長しました。10月1日(火)18:00までお申し込みを受け付けています。
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
※前期のお申し込みは終了しています。
アート・リサーチ演習およびクリエイティヴ・アーカイヴ概説の授業概要や、授業においてキーワードとなるアート/リサーチ/アーカイヴについての基本的な考え方などを紹介する。
広島・長崎原爆、東日本大震災、能登半島地震、ガザ紛争・ウクライナ侵攻など、戦災・災害の貴重な記憶を未来に継承する 「デジタルアーカイヴ」のデザイン手法について、実演を交えて解説する。
本授業では、ビル・ニコルスが提唱した映像理論を批判的に援用し、動画、写真、サウンド、さらには制作者の声や身体のパフォーマンス等を用い、“イメージで物語る”様々な技法について考察する。
《瀬戸内「 」資料館》は直島で地域のアーカイヴを住民と共に作っている。2019年に始まり、コロナ禍の中で地域住民たちと密接に関わりながら作られる島の”資料館”のプロジェクトについて紹介する。
アートベース・リサーチを、質的な社会調査の方法として採用し、この国で唯一社会学的な研究教育活動をしてきた慶應義塾大学の実践を紹介しつつ、ABRの課題や可能性について解説する。
※15分ほどのワークショップを実施する予定です。(対面・オンライン)
本授業では、演出家・アーティストの高山明氏を招聘し、国内外で展開されてきた高山氏の多彩な活動やプロジェクトの紹介を通して、演劇と社会とアーカイヴの間に生じる複雑な関係の一端に触れる。
テクノロジーと社会の可能性を思索するスペキュラティヴ・デザインと長谷川愛の今までの活動について。
社会学者。文化/メディア研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D.(社会学)、MA (メディア&コミュニケーションズ)修了。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『バンクシー アートテロリスト』『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『はじめてのDiY』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』。
本講座では「クリイエイティヴ・アーカイヴ」をキーコンセプトにして最近のアートとリサーチ、そしてアーカイヴの交錯点について学びます。今この領域で最も先端的な活動をしている講師陣とともに深く学ぶことができます。ぜひご参加ください!
※原則として、各回完結型の授業となりますので後期のみの受講も可能です。
文化財や美術品の再現や復元制作とともに、領域横断的な芸術の保存や継承について研究し、展覧会、論考、作品として発表している。主な企画に、新たな芸術表現メディアの保存や複製をテーマとした「芸術の保存・修復―未来への遺産」展(2018年)や、芸術の同一性や指示を扱った「再演―指示とその手順」展(2021年)があり、同展の記録と論考をまとめた著書「再演―指示とその手順」(2023年)を刊行。芸術保存継承研究会・主宰。
お申し込みは本WEBサイトからご案内しているお申し込みページでのみ受付けております。申し込み期間は授業によって異なりますので、それぞれのプログラムページをご確認ください。尚、チケットの譲渡はできませんので、必ずご参加されるご本人様がご自身の受講分のみをお申込みいただきますようお願いいたします。
授業によって、先着順のプログラムと書類選考をさせていただくプログラムがございます。詳しくはそれぞれのプログラムページをご確認ください。
1日のみのお申込みは受付けておりません。各授業のプログラム全日程を通してのお申込みをお願いしております。
お申し込みサイト「Peatix」を通じてお支払いいただきます。お支払い方法はクレジットカードのみとなります。「選考あり」の授業にお申し込みをされた場合、合格者へのみ、決済ページ(Peatix)をご案内いたします。※Peatixへのアカウント登録が必要となります。
各授業により申し込みスケジュール・合格発表のスケジュールが異なりますので、それぞれのプログラムページをご確認ください。
キャンセル待ちは受付けておりません。
ご欠席された分の受講費は返金いたしかねます。
原則として、受講費ご入金後のキャンセルは受け付けておりません。やむを得ずキャンセルをご希望される場合は、参加規約のキャンセル規定をご確認の上、事務局(info@yurakucho-geidai-campus.jp)までご連絡ください。
18歳以上の方はどなたでもお申込みいただけます。
授業中の録画、録音はご遠慮ください。
オンライン受講コースがある授業と対面コースのみの授業があります。詳しくはそれぞれの授業のプログラムページをご確認ください。
オンラインコースがある講座は、終了後1週間のアーカイヴ受講が可能です。