授業
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アート×リサーチの実践例をもとに創作・調査する
アート・リサーチ演習(実習編)
近年増加している「調査を用いたアート(Research-Based Art)」と「アートを用いた調査(Art-Based Research)」の交錯点を、ゲスト講師によるさまざまな取り組みの実例から学ぶことができる授業です。
特に社会学、文化人類学、文化研究、メディア研究、アーカイヴ研究などの理論と調査をベースにしながら、都市やエコロジー、福祉や教育、テクノロジーや医療などをテーマに、視聴覚、映像メディア、展示を用いた調査やその成果の発表について学びます。
実習編では、同時代に活躍するアーティストや研究者とともに、受講者自身が創作や調査に取り組みます。
※本授業は、2025年11月2日(日)〜3日(月・祝)の2日間集中講座です。
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授業概要
- [ 開催期間 ]
- 2025年11月2日(日)〜3日(月・祝)
※2日間集中講座 - [ 時間 ]
- 10:30-18:00
- [ 会場 ]
- YAU STUDIO(東京都中央区銀座一丁目3番先 東京高速道路 北有楽ビル1階)
- [ 授業回数 ]
- 2回
- [ 受講方法 ]
- 対面受講
※アーカイヴなし - [ 授業料 ]
- 50,000円(税込)
- [ 定員 ]
- 30名
- [ 注意事項 ]
- ・グループワークあり
︎・フィールドワークあり
・本講座は「講義編(5月〜7月)」と「実習編(11月)」に分かれて実施いたします。各期ごとにお申し込みを受け付けます。
・原則として、各回完結型の授業となりますので「実習編」のみの受講も可能です。
・本講座では授業風景を写真・映像に記録し、広報などの目的で使用する場合がございます。
・講師の都合やその他やむを得ない事情により、授業日時や内容に関して急な変更が発生する可能性があります。ご了承ください。 - [ お申し込み ]
- 応募多数の場合は選考
・申し込み期間:2025年8月~(予定)
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授業日程
授業内容・講師等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
※2025年11月2日(日)〜3日(月・祝)の2日間集中講座です。
※両日ともに授業時間は10:30-18:00です。
本講義では「フィールド/ラボ+スタジオ/フォーラム」という三つのキーワード/場面を軸とした、受講生参加型の集中講義を2日間にわたって実施します。「フィールド」(実際に現場での調査)、「ラボ+スタジオ」(調査を通して得られた記録の検証)、「フォーラム」(検証した成果を発表するための表現と場づくり)を行い、調査から表現までの一連の流れを体験します。
本講義で扱う方法論は、2021年に原書/2024年に邦訳が出版され、アートの領域で活発な議論を引き起こしているマシュー・フラーとエヤル・ヴァイツマンの『調査的感性術——真実の政治における紛争とコモンズ』を参照とするもので、本講義は、アートとリサーチの最前線の活動を解説した本書の身体的/実践的な翻訳を試みるものでもあります。
本書を読んでいなくとも本講義への参加は問題ありませんが、もし議論の背景などに興味のある方は事前に読んでいただいて参加いただくことをお勧め致します。
【関連授業】アート・リサーチ演習(講義編)
「アート・リサーチ演習(講義編)」 ※5〜7月実施
開講期間:2025年5月-2025年7月「アート・リサーチ演習(講義編)」(5〜7月実施)は、2025年度10月開講予定「アート・リサーチ演習(実習編)」と併せて受講することを推奨します(必須ではありません)。詳しくは、下記リンクより詳細をご確認ください。
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講師の紹介

【講師】島影圭佑
公立はこだて未来大学 准教授/武蔵野美術大学通信教育課程 臨時講師
デザインリサーチャー。ありえるかもしれない「別の」デザインを実践/研究/教育を通じて探求・開拓する。障害福祉・情報技術・デザインの交差点、知の生成と流通の現場としての展覧会、思索のためのデザインなどを主題に活動。研究会「デザインの現在」を共同運営。
https://note.com/ksksmkg
https://scrapbox.io/ksksmkg/

【ゲスト講師】佐々木晃也
哲学研究者
北海道生まれ、京都在住。大阪大学大学院にて、とくに、スピノザ哲学を通した、自然主義的な存在論と目的論的でも義務論的でもない倫理学のあいだの地平にかんする研究をおこなっている。古典研究の傍ら、「企業内哲学」と呼ばれる今日の国際的動向の調査を通じて、哲学のアクチュアリティの問いに取り組んでいる。最近の著作物としては「被統治者の倫理:スピノザとアディアフォラ」(『現代思想』2025年3月号)がある。

【ゲスト講師】石井大介
京都芸術大学芸術教養センター専任教員
大学在籍中にアパレルブランドの立ち上げに参加。卒業後渡米し、ニューヨークのParsons School of DesignのDesign & Technology専攻を修了後、現地の制作会社で映像・グラフィックの制作に携わり、帰国後デザイン関連の教育機関にて開発業務に従事。その後独立し、ファッション、インテリア、ICT関連企業などでコンサルティングを行う。現在、京都芸術大学芸術教養センターにて、制作技術だけではなく計画技術や生活技術も含めたデザイン概念の研究を行っている。

毛利嘉孝
東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科 アートプロデュース専攻 リサーチ領域 教授
社会学者。文化/メディア研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D.(社会学)、MA (メディア&コミュニケーションズ)修了。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『バンクシー アートテロリスト』『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『はじめてのDiY』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』。

幅谷和眞
東京藝術大学未来創造継承センター 特任助教
アーキヴィスト。大阪大学言語文化研究科言語文化専攻博士前期課程修了、同博士後期課程満期退学。東京都写真美術館、桜美林大学学園史編纂室などを経て現職。芸術系大学やアートプロジェクトにおける組織アーカイヴズの構築やレコードマネジメント業務に関わる一方で、個人のアーカイヴ/研究活動として日本のフリージャズを中心に国内の即興音楽や実験音楽をめぐる文献調査や情報ネットワークの形成に取り組む。
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